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技術系会社のCEOブログ~私的編~

スタートアップはいかにして技術的負債に立ち向かっていくか

技術的負債が最近の話題なので自分もちょっと考えてみようかなと

まず技術的負債の定義から考えると

クソコード

読みにくい、メンテしにくい、おかしな動作するといったYMOコードのこと。

クソ設定ファイル

YMO設定ファイルのこと。

属人性のある技術的作業

~さんしか出来ないデプロイ。~さんしか出来ない復旧など、特定の誰かしか出来ない作業のこと。

まぁ他にも色々あるかと思いますが、とりあえずこのような感じかなと。
一般的にはコードレビューやテストコード、技術共有のミーティングなどで防ぎます。
しかしスタートアップはいくつかの理由により一般的な対処が出来ず技術的負債がめちゃくちゃ出やすい環境です。
その理由は、

理由1. とにかくスピード重視

テストコードなんか書いてる余裕などないと。とにかく動けばいいやと。

理由2. 仕様が固まりにくい

動きながら考えなきゃついていけないというのがスタートアップ。仕様を固めても次の週には意味がないものになっていたりすることがざらにある。

理由3. 人がいない

これは技術や作業を共有する人がいないということ。エンジニア一人で進めていたら属人性とかどうでもいいですよね、その時は。それによってオレオレコードオレオレ設定ファイル、オレオレ作業手順が生まれます。

スタートアップで技術的負債が生まれやすいのは上記のような理由にあるのではないかと思います。
そして技術的負債を残し積み重ねていった結果、3, 4年目に入るエンジニアが苦労するなど。
ブログに技術的負債を放置するクソみたいな会社と書かれます。
そのようなITベンチャーがこの世にいくつあるだろうか。

長い目で見た場合、スタートアップも技術的負債を放っておくわけには行きません。
そこで今回はスタートアップがその環境の中でどのように技術的負債に立ち向かっていくかを考えてみたいと思います。

スピード重視に対するソリューション

寝る時間、遊ぶ時間を削ってテストコードやcookbook, serverspecなどを書く。
仕事中はそんなの書いている余裕など全くありません。「いやテストコードを含めて実装だろ」。そんなのは重々承知の助なわけです。それ以上にスピードを求められるし自分自身が求めるわけです。
となると余暇を利用するしかありません。

フロント側も荒れがちなので、なるべくsasscoffeescriptを利用する。
sassは以前から利用していたのですが、最近coffeescriptを利用してこりゃすごい!となりました。
sassは入れ子が書きやすいのでスコープが小さくなることが技術的負債になりにくいかなと。
coffeescriptは見やすさが格段に向上します。
coffeescriptはRails4を使っているとturbolink周りでハマるので注意。

仕様が固まりにくいことに対するソリューション

状況的には上記にもあるように、1週間前に実装したことが全く意味がないことだったみたいなそういう状況。意味のないコードがたまることが技術的負債レベルを向上させます。
そういう場合はスパッとそのファイルを消去!
使わない機能を実装した部分は使われなくなった瞬間消しましょう。
後になんだこれというのがなくなります。

人がいないことに対するソリューション

いくつか対策があると思います。一つは技術的負債へ理解を持つ。
作業している時に「あ、これいつか負債になる」っていうのが感覚でわかるようになればそれを避けつつ作業します。ただ「あ、これいつか負債になる。しかしアカギ意外にもこれをスルー」ということはよくあるので、強い心を持つ必要があります。
他には共有の場を設ける。最近は「Qiita team」というチームでノウハウや作業履歴を共有する場があるので積極的に使う。一人しかいなくても、後に優秀な人が入ってきてこれを見られると恥ずかしいということを考えると、技術的負債は生み出さなくなるかと思います。
エンジニアメンバーを最低2人にする。いなければCEOが技術を身につける。
監視が目的です。3人いればなお良いです。


という感じで少し無理矢理な感じもしますが、技術的負債への対策はしっかりと考えてやっていくべきではないかと思います。

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック (Theory in practice)

これはあっさり読めるのでおすすめ。コードの美しさに気を使うようになります。

入門Chef Solo - Infrastructure as Code

入門Chef Solo - Infrastructure as Code

インフラ構築の際はchefを利用すること。設定手順書を残すことがスピードを落とします。

英語学習アプリにはこれ!QuizUpが面白い!

英語学習アプリは数あれど、これほど楽しく英語を学べるアプリはないのでは?
 
というアプリを紹介します。
 
本質は英語学習用ではないのですが、英語圏のアプリなのでネイティブ以外からすると英語学習にも利用できるかと!
 
今回紹介するのはQuizUpというアプリです。
英語学習アプリではなくクイズアプリです。
 
 
このアプリの面白さと英語学習出来そうな感じを紹介していきたいと思います。 
 

グローバルメニューが英語

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グローバルメニューはこんな感じ。
クイズ以外にもメッセージが送れたりします。
 

トピックも英語

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トピックを選択するとトピックが一覧で表示され、クイズの種類を選ぶことができます。
 
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Businessを選択するとさらにサブカテゴリにわかれます。
ここではTechでファイナルアンサー。
 

マッチング画面でも英語

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Play Now!をタップするとマッチング画面に。
ちなみに世界中の人から選ばれます。国の差や年の差なんて関係ないですね。外国人でもいらっしゃーい。
 
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草野仁ばりのジェントルマンと出会った~
 

英語の問題文

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スタート画面はこんな感じ。デザインが凄くぴったしカンカンです。
 
 
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クイズの内容は全部英語です。なるほど・ザ・ワールド!ここが英語学習アプリたる所以!
英語の文を10秒以内に読んで、さらにクイズに答えなきゃいけないわけです。日本人にとっては相当タイムショックですよ。
これでネイティブと張り合えれば英語力はついてきそうですよね。
 
 
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というわけであっという間に最終ラウンド。最終ラウンドはなんとポイントが2倍!「じゃ今までやって来た苦労は一体何だったんですか!」
右上の方がスーパーひとし君にしか見えません。
 
 
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というわけで勝ちました。このまま挑戦していきマジカル英語パワーを身に付けていきます。ゆでたまご食べてる場合じゃないです。
 
 
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結果はこちら! いちいちデザインがぴったしカンカンです。
 

気になるビジネスモデルは…

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さてこのアプリのshow by ショーバイはどうなっているかみてみます。
もう一度グローバルメニューを開くと、The Storeというメニューが。
 
 
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みてみるとXP BOOSTERという商品が。これを購入すると一気にアタックチャンスなわけですね。
…いやいや、売れるのこれ?日本人だったらスタミナとかそういうの導入しそう。レベルアップに600円出すならはらたいらさんに全部でしょ。
 
というわけで今回はQuizUpの紹介でした。
このアプリのポイントは1回の時間が 1 ~ 2分ほどと短時間で決着がつくのもがいいとこ。暇つぶしに英語を学習する感覚でいつの間にかアメリカ横断ウルトラ旅行できるレベルに!
 
ちなみにこのブログを見て知りました

世界中のユーザーとクイズで勝負できるアプリ、QuizUPにハマりました。 · miyayac.co

 

日本のクイズアプリは

クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ | 株式会社コロプラ【スマートフォンゲーム&位置ゲー】

こちらや

Answer×Answer Pocket(アンアンポケット) ★ スマホで遊べる基本無料のクイズアプリ

こちらが有名ですが、個人的にはQuizUpが一番おもしろいです。

あと調べていくとこういうのもありました

クイズ研 - クイズ問題10万問以上!作って遊べるクイズサイト!

 

英語学習アプリの紹介

他に個人的に良いと思った英語学習アプリを紹介します。

 記事の読み上げアプリ。英語の記事で利用すれば音声を聞きながらスクリプトを読めるという点で英語学習になります。

 

他にもまだまだありますので、随時追加していこうと思います。

 

アプリ紹介記事書くのも面白いな~ 

 

バイラルメディアはタイトルが9割!? タイトルとソーシャルの相関を見てみた【準備編】

バイラルメディアが最近流行ってきていますね。

2014年に新たな旋風を巻き起こす!?「バイラルメディア」が急成長する理由とは(柴田泰成) - 個人 - Yahoo!ニュース
いたるところでバイラルメディアが取り上げられています。

バイラルメディアとは

バイラルメディアについてですが、
1. コンテンツはタイトル + 動画の組み合わせ(が多い)
2. ソーシャルでバズることが最大の目的
3. 検索エンジンからの流入は目指さない
このような感じ。



バイラルメディア一覧

バイラルメディアの中でも有名なものを紹介していきます。

dropout

dropout – 刺さる動画メディア
社会問題や風刺などのコンテンツがメインのバイラルメディア

Whats

Whats(ワッツ) | 動画サイト
おもしろ動画や驚きの動画などがメインのバイラルメディア

animal buzz

animal buzz
動物動画などがメインのバイラルメディア

CuRAZY

CuRAZY | 笑うメディア
おもしろコンテンツがメイン。ただし動画に限らないところが他のバイラルメディアとは違うところ。

バイラルメディアが広まる流れ

1. 誰かが最初のシェアをする
2. 他の人がシェアされたコンテンツを見る
3. シェアされたコンテンツを見た人がまたシェアする
4. 2に戻る

2, 3の無限ループによって成り立つメディアと言えます。
ポイントはいかにループを止めないか。

最初にシェアした人のfacebook + twitterで見る人が Imp
それらを見てコンテンツを見る人の割合を CTR
コンテンツを見て再度シェアする人の割合を CVR
と考えるとわかりやすいかと思います。

Impはシェアする人に左右されるため、コンテンツでは制御しにくい部分があります。
となるとCTRをどれだけあげられるか、CVRをどれだけあげられるかが勝負になってきます。

結論からいうと
CTRを上げるにはタイトルの最適化
CVRを上げるにはコンテンツの最適化

コンテンツの最適化についてはどんなコンテンツを選ぶかがポイントです。
そして、良いコンテンツを選んだならば見られなければ意味がありません。
見られるためにはCTRを上げる必要がある。つまりどれだけタイトルを最適化できるか。
これこそが、本記事のタイトルバイラルメディアはタイトルが9割というものにつながります。

というわけでバイラルメディアのタイトルを分析してみます。

バイラルメディアのタイトル分析

まず外部から取得できる情報を考えます。
1. タイトル
2. facebookのいいね数
3. twitterでシェアされたカウント数
4. 動画の各情報

残念ながらimpとコンテンツのimp(CTR)は取ることができません。
なのでタイトルと相関のあるCTRが取れないのは残念ですが、ImpとCVRを固定として考えます。

バイラルメディアは
dropout – 刺さる動画メディア
を選択し、各情報を見ていきます。

それでは各情報をどうやって取っていくかを説明します。準備編ということで本記事ではこれがメインの内容です。

ちなみに参考にした記事はこれらの記事

youtube時間取得

デベロッパー ガイド: Data API プロトコル - 単独の動画情報の取得 - YouTube — Google Developers
XML処理 REXMLの使い方 - プログラムメモ

最初にどんなコードを書いたかを

require "open-uri"
require "rubygems"
require "nokogiri"
require "net/http"
require "json"

File.open("dropout.csv", "w"){|f|
  f.write "title, like, tweet, video_sec\n"
  for i in 1..10 do
    url = "http://dout.jp/page/#{i}"

    charset = nil 
    html = open(url) do |f| 
      charset = f.charset
      f.read
    end 

    doc = Nokogiri::HTML.parse(html, nil, charset)

    doc.xpath('//div[@class="box"]').each do |node|
      title = node.children.css("h2").text
      # fb
      uri_fb    = URI.parse("http://graph.facebook.com/#{node.children.css("a").first[:href]}")
      json_fb   = Net::HTTP.get(uri_fb)
      result_fb = JSON.parse(json_fb)
      like  = result_fb["shares"]
    
      # twitter
      uri_twitter    = URI.parse("http://urls.api.twitter.com/1/urls/count.json?url=#{node.children.css("a").first[:href]}");
      json_twitter   = Net::HTTP.get(uri_twitter)
      result_twitter = JSON.parse(json_twitter)
      tweet = result_twitter["count"]

      # youtube
      youtube_src =  node.children.css("iframe").first[:src]
      if youtube_src.match(/youtube/)
        uri_youtube = URI.parse("http://gdata.youtube.com/feeds/api/videos/#{youtube_src.split("embed/")[1].split("?")[0]}")
        xml_youtube = Net::HTTP.get(uri_youtube)
        doc_youtube = Nokogiri::XML.parse(xml_youtube, nil, charset)
        video_sec = doc_youtube.xpath("//yt:duration").first[:seconds]
      end 

      p "#{title},#{like},#{tweet},#{video_sec}"
      f.write "#{title},#{like},#{tweet},#{video_sec}\n"
    end 
  end 
}

最終的なアウトプットは
title, like, tweet, video_sec
~, ~, ~, ~
~, ~, ~, ~
といったCSVになります。

ソースコードの流れを説明すると、
1. nokogiriというwebスクレイピングgemでタイトルを取得し変数に

doc.xpath('//div[@class="box"]').each do |node|
    title = node.children.css("h2").text
~ 
end

2. 同様に各記事詳細ページのURLを取得
2-1. いいね数, tweet数を取得する詳細ページのURLをパラメータとするAPIを叩く
2-2. API結果のJSONをパースし、いいね数とtweet数を取り出し変数に

doc.xpath('//div[@class="box"]').each do |node|
   # fb
      uri_fb    = URI.parse("http://graph.facebook.com/#{node.children.css("a").first[:href]}")
      json_fb   = Net::HTTP.get(uri_fb)
      result_fb = JSON.parse(json_fb)
      like  = result_fb["shares"]
    
      # twitter
      uri_twitter    = URI.parse("http://urls.api.twitter.com/1/urls/count.json?url=#{node.children.css("a").first[:href]}");
      json_twitter   = Net::HTTP.get(uri_twitter)
      result_twitter = JSON.parse(json_twitter)
      tweet = result_twitter["count"] 
~ 
end

3. 同様に各記事youtubeのURLを取得
3-1. そのURLからyoutube動画のIDを取得
3-2. 動画の情報を取得するIDをパラメータとするAPIを叩く
3-3. API結果のXMLをパースし、動画の秒数を取得

doc.xpath('//div[@class="box"]').each do |node|
~
   # youtube
      youtube_src =  node.children.css("iframe").first[:src]
      if youtube_src.match(/youtube/)
        uri_youtube = URI.parse("http://gdata.youtube.com/feeds/api/videos/#{youtube_src.split("embed/")[1].split("?")[0]}")
        xml_youtube = Net::HTTP.get(uri_youtube)
        doc_youtube = Nokogiri::XML.parse(xml_youtube, nil, charset)
        video_sec = doc_youtube.xpath("//yt:duration").first[:seconds]
      end 

      p "#{title},#{like},#{tweet},#{video_sec}"
      f.write "#{title},#{like},#{tweet},#{video_sec}\n"
~
end 

このような感じで上記のようなCSVが出力されます。

各記事のタイトル、いいね数、tweet数、動画の秒数がとれたので分析フェーズに行こうかと思います。

といったところで今回の記事はここまでです。
次回の分析編をお楽しみに!

(ちなみにどなたかこの結果を利用して分析したいという方がいればデータをお渡しします)

ロシアのベンチャー事情。スコルコボの実態を調査してみる。

ロシアベンチャーが最近アツいと自分の中で話題になってます。

ロシアベンチャーに注目したきっかけはこちら。
http://www.auncon.co.jp/corporate/2012/20121120.pdf
これはgoogleで「国別 検索エンジン シェア率」と検索したら出てきた資料です。

元々のソースは違いますが、ここで注目したのがロシアの検索シェア。
聞きなれないyandexという企業が64%とGoogleを抑えトップになっています。

中国と同様内製の検索エンジンがシェアトップです。

となると気になるのは他の市場はどうか。
SNSを調べてみます。

するとロシアではVKというSNSがトップを占めています。

検索エンジンに続き、SNSも内製のものがシェアを占めています。

Google, Facebookともにロシア進出はうまくいっていないことがわかります。
それでその他のIT事情はどうなっているのか、今回色々調べてみました。



スコルコボとは

調べていくと当たった単語に「スコルコボ」というのがありました。
スコルコボの未来に光がさす | ロシアNOW
この記事から簡単にスコルコボを表すと、「ロシアのシリコンバレー」という感じです。
色々書いていますが、この記事のポイントは「ドミトリー・メドベージェフ首相が発案者となった」という部分ではないかと。
首相が「シリコンバレーを真似してモスクワにシリコンバレーみたいなのを作ろうぜ」っていったわけでできた地域。
日本で同様のことが起き得るんですかね?

「スマホにはもうあまりイノベーションがない」 孫泰蔵氏らが語る、スタートアップの次のキーワードとは? | ログミー[o_O]
ちなみにこの記事ではフィンランドではベンチャーの集まりに首相が来るという話もありました。

スコルコボの公式ホームページはこちら
http://community.sk.ru/
こちらを見て以下に色々まとめたことを書いていきます。

スコルコボまとめ

ロシア版シリコンバレーとはいいつつも色々な産業の最先端テクノロジーが集中しています。
グローバルメニューから考えると

  • Biomed
  • Space
  • Energy
  • Nuclear
  • IT

といった単語が並んでおりました。
Space, Nuclear はあまり日本では馴染みのない産業ですね。
Biomedというのはバイオベンチャーと医療ベンチャーをひとまとめにしている感じ。

自分はITの人間なのでITに絞ってさらにまとめます。

スコルコボのITベンチャーまとめ

これはこちらのページで色々見ることが出来ました。
http://community.sk.ru/foundation/itc/p/mosaic.aspx
早い話ここをみればわかりますが、個人的に気になったところをピックアップします。

Jelastic

http://jelastic.com/
ロシアのAWSです。
jelasticって名前がAWSの各種サービスからインスパイアされてるかはわかりませんが、
パートナーにMySQLやNGINXのデベロッパーがいます。(NGINXも実はロシア製ですね。)
これもYandexやVK同様、国内ではAWSのシェアを越えるのではないかと。(調査不足でわかりませんでした。)

Stream Labs

http://www.ipstreamlabs.ru/
セキュリティ等の防犯カメラ。
ロシアらしく - 50℃でもオッケー的な文言がトップに出てますね。
基本的にIPカメラのシステムでその後の解析なんかはやってる感じはしません。

pSeven

https://www.datadvance.net/
各工業製品の設計・シミュレーションツール。
https://www.datadvance.net/solutions/
こちらを見る限り飛行機から電子部品まで幅広く需要がありそうです。
そこまでの汎用性を持たせることができるソフトウェアがすごい。
通常であればそれ用のソフトをSIerが作るイメージですが、これはこのソフトウェアのみで様々な業種の対応ができるとのこと。

vocord

http://www.vocord.ru/
こちらは動画の解析。
先ほどのStream Labsと相性が良さそうですね。

АСКОН, 3D BIN

Ядро геометрического моделирования C3D
http://3dbin.com/
どちらも3Dモデリング関連のベンチャーのようです。АСКОНはロシア語でASCONのような発音です。
これから3Dプリンタ需要なども増えていくため、この分野も需要が大きくなりそうです。
Implant-Assistant
また似たようなインプラントに特化したものもあります。こちらは3Dモデリング以外にもやっていますが。(リンク先微グロ)

Мед@рхив

Медархив. Карта вашего здоровья.
多分発音はmedarhivです。これは患者個人の情報を管理するWebサービスのようです。
やっとWebサービスがでました。
患者個人の情報は病院から取得し、それでマイページなどで管理できる。
なぜ日本でないのかと思われるようなサービス。
患者のデータ(カルテ等?)をデジタルで管理していて、かつそれを引き出せるAPIさえあれば出来そう。
ロシアではそういうのも整っているという感じですね。

similar4

Similar4 - визуальный поиск и товарные рекомендации
Amazonのレコメンドシステムの特化版みたいなものです。

Лесной Дозор

Система мониторинга леса и раннего обнаружения лесных пожаров
発音はLesnoy Dozor.
森を監視するサービス。主に山火事を監視するため。
上記3つのWebサービスと比べこちらはロシアならではな感じですね。
もちろん森の数だけ需要があるので、シェアトップになるとすごそう。ただ収益の仕組みが想像もつかない。

Rock Flow Dynamics

Rock Flow Dynamics: tNavigator
油田開発やガス開発等、エネルギー資源系の戦略をモデリングするソフトウェア。
詳しくは調べていませんが、既存のやつよりも格段にはやく計算ができるとのこと。
これもエネルギー資源がある国ならではかと。

インプラントなどもそうですが、スコルコボの他の産業に対してアプローチするITベンチャーが多いみたいですね。


…といった感じでまだまだありましたが、個人的にピックアップしてみました。
他にもこれが面白い!みたいなのがあったら教えていただけると幸いです!

2013年、全くバズらなかったけど個人的に好きな記事 ザ・ベストテン!!

もう2013年も終わるということで、全然PV数がなかったけど、自分で書いてて楽しかったり、何度も見返したりするほど好きな記事があるのでランキング形式で発表したいと思います。
※PV数がそれなりにある記事は除外します。

第10位 : JSで挑戦!線形計画法をプログラミングで解くためのアルゴリズム実装 - nigoblog

この記事は当時、なぜかは忘れたけど線形計画法のロジックをwebアプリに組み込みたいみたいな話があって、
それで当時一番自分の中で流行ってたJSで書いたという話。
JSで書いているためグッチャグチャですが、ピボット列等、数値計算のポイントを押さえてプログラミングしたのが久しぶりだったので意気揚々と書いた記事。
C言語とかで書いていれば検索流入もあったろうけど、JSなのでその期待はありませんでした。

第9位 : ここ最近秀逸だと感じたUI・デザイン4選! - nigoblog

これはその日、雪が降っていて、そしたらmacの天気予報ウィジェットに雪が!
それを紹介したいだけの記事でした。他の3つはこじつけ的に書きました。

第8位 : サービスのキャラクターに関して、各Webサービス・アプリのキャラクターから考察してみる - nigoblog

いろんなサイト見てるとキャラクターって重要で、実際どういうもんかと見ていくために書いた記事。
なかなかキャラクターの効果が読めなくてペンディングしているけど、いつかはしっかりキャラクターを作って運用させていきたいところ。

第7位 : そもそも会社って成長するためにいくものなんですか? - nigoblog

この時、有名なブロガーさんが働くことについて書いていたので便乗した記事。
そこそこちゃんと書いていたのだけれど、nigoblogの読者には刺さらなかったようで、全くバズらず。
この記事の考えはしっかり持っておいて、良かったなと思います。

第6位 : お手軽環境構築 !chefでrubyのバージョンを2.0.0-p195にする方法 ~CentOS~ - nigoblog

chefで環境構築するのにハマってた時期に書いた記事。
これはでもホント役に立っていて、今でも参照してchefを書いていたりします。
環境変数の置き場とかgitでのpackage installとかは何度も見返す価値あり!

第5位 : MySQL5.6のchefの書き方の決定版が出来たので公開する。 - nigoblog

第6位に引き続き、chef関連の記事。
これもremote fileの使い方など、何度も見返しています。
rubyよりも汎用性が高いので1こ順位は上で!

第4位 : 起業を目指している、「ベンチャーや大企業で勉強・成長してから起業」と言っている人へ送る球磨川の名言 - nigoblog

好きな漫画、めだかボックスから、色々応用して書いた記事。
多少強引に引用したけど、書いてよかったと思います。
この記事が第7位の記事ともリンクしているので是非併せて読んでいただきたいところ!

第3位 : 全Webサービスプロデューサーに告ぐ! 新機能はこうやってリリースしろ! - nigoblog

これは前作の
これからWeb系のベンチャーで起業しようと思っている人へ考慮しなければいけないリストを作成した ~技術編~ - nigoblog
がバズりまくったので、もう一度バズらせてやろうと書いた記事。
いやぁ全くバズらず。
結構ちゃんと書いているんですけどね、やっぱり新着の状態ではてブ3つつく運が重要ですね。

第2位 : モンティ・ホール問題のシミュレーションをしてみる - nigoblog

これはすごい書いてて楽しかった。モンティ・ホール問題をシミュレーション自体も楽しく、
よい記事だなと、自分でも思います。
モンティ・ホール自体の解説記事はあるんですが、「ホントかよ…」って思わせてしまう記事が多い中、これはしっかりシミュレーションもしているので信憑性は高い!

第1位 : 物理とマーケティング、4つの関係 - nigoblog

第1位は物理とマーケティングの関係について!
元々大学では電子系の専攻をしていて、そのときの物理現象のモデリングはマーケティングにも応用できるのではないかと考えたことから。
そしたらTEDにも同様の動画があり、それを見て解説した記事。
オリジナルの部分もあってなかなかしっかり書けたなと。
もっと紹介した物理法則があって、それらは色々マーケティングやビジネスに応用できると思っています。
いつか紹介できたらなと。


というわけで今年のベストテンでした!
来年はこれらを越えるような良記事書いていきたいですね~
バズった記事は6記事なので来年は12記事を目指します!

というわけで良いお年を!