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技術系会社のCEOブログ~私的編~

起業を目指している、「ベンチャーや大企業で勉強・成長してから起業」と言っている人へ送る球磨川の名言

大好きな漫画に「めだかボックス」っていう漫画があり、
それを久しぶりに読んだら刺さる名言があったので紹介しようと思います。

めだかボックス 16 (ジャンプコミックス)

めだかボックス 16 (ジャンプコミックス)


(図1 16巻にその名言)



名言を言うのは球磨川というやつなんですが、シチュエーションとしては
めだかちゃんになかなか告白しない善吉を見て一言という感じです。

めだかボックス 8 (ジャンプコミックス)

めだかボックス 8 (ジャンプコミックス)


(図2 球磨川はこの手前の男)




(図3 めだかちゃんは左で善吉は右)



で、ただ紹介するのではなく自分がこういう感じで言われたら刺さるな~っていう感じに置き換えて紹介します。
とりあえず言うのは球磨川として、
起業したいのになかなかしない、「成長してから起業する」っていってる方を見たときみたいなシチュエーションで

(表1 元ネタと今回の対応表)

元ネタ 今回紹介する感じ
めだかちゃんへの告白 起業
善吉 善吉(「成長してから起業する」といっている方)

というわけで、以下その名言

球磨川
『なーんで今日今すぐこれから直後に素早く瞬間即座に即々々々?』
『起業しないの?』
『事業部長になったらとか新規事業を立ち上げ成功させたらとか投資家にほれられたらとか』
『おっかなびっくり未来へはばたき先へ先へと先延ばしにしてんの?』

善吉
「………え」
「あは いやそれは ほらだって球磨川先輩」
「今の俺じゃあ技術も人脈もないから まずはこの会社で実力を発揮する俺にならなきゃ」

球磨川
『………』
『善吉ちゃん』
『お前』
『明日死んだらどうするんだ?』

『「お前が」じゃねーぜ』
『お前みたいにどうでもいい奴がじゃなくて』
『お前が将来起業して利益がでたり、助かったりする人が死んだらどうするんだ?』
『その時は墓の前にでもPCを出してWebサービスを見せたりするのかよ』
『墓にふさわしいサービスが出来た時』
『墓にこれを使えばより利益が出ますよとかいうのかよ』
『実力を上げて人脈をふやして』
『フラグを立てて新規事業をクリアして』
『会社シミュレーションゲームでもプレイしてんのかお前』
『じゃあ教えてやるよ攻略法』
『どんな理由があろうとも』
『事業開始を遅らせる男は最低だ。』

善吉
「…違いますよ そんなんじゃない」
「ゲーム感覚なんかじゃないです」
「俺は世界の人々を幸せにしたいんです」
「世界の人々を幸せにできる俺じゃなきゃだめなんです!」

球磨川
『わかってないな善吉ちゃん』
『幸せってのはするんじゃなくて』
『一緒になるもんなんだよ』
『結局君は失敗するのが怖いだけなんだ』
『失敗するのが怖くてごっこ遊びをしてるだけ』
『マーケティングごっこに開発ごっこにマネジメントごっこ』
『会社の強さにべったり甘えているだけなんだ』
『いや、まったく心からうれしいよ』
『やっと僕みたいになれたね善吉ちゃん』
『ようこそマイナス十三組へ』
『こっちの水は』
『甘依存。』

...と、まぁ原作ではここで善吉ちゃんに思いっきり蹴られます。
(最後の5行は原作読んでないとわからんかw)

というわけでまぁいろいろ考えさせられる台詞なんですよ。
未だに週間少年ジャンプに影響されるとは。。。笑

なるほどというか確かにというか、そんな気がします。

特に明日死んだらどうすんだとか
ほんとどうするんでしょうね。

会社の強さにべったり甘えているとか。

。。。どうでもいいけどこれは著作権的にいいのかなw

めだかボックス 1 (ジャンプコミックス)

めだかボックス 1 (ジャンプコミックス)