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技術系会社のCEOブログ~私的編~

英語学習アプリにはこれ!QuizUpが面白い!

英語学習アプリは数あれど、これほど楽しく英語を学べるアプリはないのでは?
 
というアプリを紹介します。
 
本質は英語学習用ではないのですが、英語圏のアプリなのでネイティブ以外からすると英語学習にも利用できるかと!
 
今回紹介するのはQuizUpというアプリです。
英語学習アプリではなくクイズアプリです。
 
 
このアプリの面白さと英語学習出来そうな感じを紹介していきたいと思います。 
 

グローバルメニューが英語

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グローバルメニューはこんな感じ。
クイズ以外にもメッセージが送れたりします。
 

トピックも英語

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トピックを選択するとトピックが一覧で表示され、クイズの種類を選ぶことができます。
 
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Businessを選択するとさらにサブカテゴリにわかれます。
ここではTechでファイナルアンサー。
 

マッチング画面でも英語

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Play Now!をタップするとマッチング画面に。
ちなみに世界中の人から選ばれます。国の差や年の差なんて関係ないですね。外国人でもいらっしゃーい。
 
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草野仁ばりのジェントルマンと出会った~
 

英語の問題文

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スタート画面はこんな感じ。デザインが凄くぴったしカンカンです。
 
 
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クイズの内容は全部英語です。なるほど・ザ・ワールド!ここが英語学習アプリたる所以!
英語の文を10秒以内に読んで、さらにクイズに答えなきゃいけないわけです。日本人にとっては相当タイムショックですよ。
これでネイティブと張り合えれば英語力はついてきそうですよね。
 
 
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というわけであっという間に最終ラウンド。最終ラウンドはなんとポイントが2倍!「じゃ今までやって来た苦労は一体何だったんですか!」
右上の方がスーパーひとし君にしか見えません。
 
 
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というわけで勝ちました。このまま挑戦していきマジカル英語パワーを身に付けていきます。ゆでたまご食べてる場合じゃないです。
 
 
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結果はこちら! いちいちデザインがぴったしカンカンです。
 

気になるビジネスモデルは…

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さてこのアプリのshow by ショーバイはどうなっているかみてみます。
もう一度グローバルメニューを開くと、The Storeというメニューが。
 
 
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みてみるとXP BOOSTERという商品が。これを購入すると一気にアタックチャンスなわけですね。
…いやいや、売れるのこれ?日本人だったらスタミナとかそういうの導入しそう。レベルアップに600円出すならはらたいらさんに全部でしょ。
 
というわけで今回はQuizUpの紹介でした。
このアプリのポイントは1回の時間が 1 ~ 2分ほどと短時間で決着がつくのもがいいとこ。暇つぶしに英語を学習する感覚でいつの間にかアメリカ横断ウルトラ旅行できるレベルに!
 
ちなみにこのブログを見て知りました

世界中のユーザーとクイズで勝負できるアプリ、QuizUPにハマりました。 · miyayac.co

 

日本のクイズアプリは

クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ | 株式会社コロプラ【スマートフォンゲーム&位置ゲー】

こちらや

Answer×Answer Pocket(アンアンポケット) ★ スマホで遊べる基本無料のクイズアプリ

こちらが有名ですが、個人的にはQuizUpが一番おもしろいです。

あと調べていくとこういうのもありました

クイズ研 - クイズ問題10万問以上!作って遊べるクイズサイト!

 

英語学習アプリの紹介

他に個人的に良いと思った英語学習アプリを紹介します。

 記事の読み上げアプリ。英語の記事で利用すれば音声を聞きながらスクリプトを読めるという点で英語学習になります。

 

他にもまだまだありますので、随時追加していこうと思います。

 

アプリ紹介記事書くのも面白いな~ 

 

バイラルメディアはタイトルが9割!? タイトルとソーシャルの相関を見てみた【準備編】

バイラルメディアが最近流行ってきていますね。

2014年に新たな旋風を巻き起こす!?「バイラルメディア」が急成長する理由とは(柴田泰成) - 個人 - Yahoo!ニュース
いたるところでバイラルメディアが取り上げられています。

バイラルメディアとは

バイラルメディアについてですが、
1. コンテンツはタイトル + 動画の組み合わせ(が多い)
2. ソーシャルでバズることが最大の目的
3. 検索エンジンからの流入は目指さない
このような感じ。



バイラルメディア一覧

バイラルメディアの中でも有名なものを紹介していきます。

dropout

dropout – 刺さる動画メディア
社会問題や風刺などのコンテンツがメインのバイラルメディア

Whats

Whats(ワッツ) | 動画サイト
おもしろ動画や驚きの動画などがメインのバイラルメディア

animal buzz

animal buzz
動物動画などがメインのバイラルメディア

CuRAZY

CuRAZY | 笑うメディア
おもしろコンテンツがメイン。ただし動画に限らないところが他のバイラルメディアとは違うところ。

バイラルメディアが広まる流れ

1. 誰かが最初のシェアをする
2. 他の人がシェアされたコンテンツを見る
3. シェアされたコンテンツを見た人がまたシェアする
4. 2に戻る

2, 3の無限ループによって成り立つメディアと言えます。
ポイントはいかにループを止めないか。

最初にシェアした人のfacebook + twitterで見る人が Imp
それらを見てコンテンツを見る人の割合を CTR
コンテンツを見て再度シェアする人の割合を CVR
と考えるとわかりやすいかと思います。

Impはシェアする人に左右されるため、コンテンツでは制御しにくい部分があります。
となるとCTRをどれだけあげられるか、CVRをどれだけあげられるかが勝負になってきます。

結論からいうと
CTRを上げるにはタイトルの最適化
CVRを上げるにはコンテンツの最適化

コンテンツの最適化についてはどんなコンテンツを選ぶかがポイントです。
そして、良いコンテンツを選んだならば見られなければ意味がありません。
見られるためにはCTRを上げる必要がある。つまりどれだけタイトルを最適化できるか。
これこそが、本記事のタイトルバイラルメディアはタイトルが9割というものにつながります。

というわけでバイラルメディアのタイトルを分析してみます。

バイラルメディアのタイトル分析

まず外部から取得できる情報を考えます。
1. タイトル
2. facebookのいいね数
3. twitterでシェアされたカウント数
4. 動画の各情報

残念ながらimpとコンテンツのimp(CTR)は取ることができません。
なのでタイトルと相関のあるCTRが取れないのは残念ですが、ImpとCVRを固定として考えます。

バイラルメディアは
dropout – 刺さる動画メディア
を選択し、各情報を見ていきます。

それでは各情報をどうやって取っていくかを説明します。準備編ということで本記事ではこれがメインの内容です。

ちなみに参考にした記事はこれらの記事

youtube時間取得

デベロッパー ガイド: Data API プロトコル - 単独の動画情報の取得 - YouTube — Google Developers
XML処理 REXMLの使い方 - プログラムメモ

最初にどんなコードを書いたかを

require "open-uri"
require "rubygems"
require "nokogiri"
require "net/http"
require "json"

File.open("dropout.csv", "w"){|f|
  f.write "title, like, tweet, video_sec\n"
  for i in 1..10 do
    url = "http://dout.jp/page/#{i}"

    charset = nil 
    html = open(url) do |f| 
      charset = f.charset
      f.read
    end 

    doc = Nokogiri::HTML.parse(html, nil, charset)

    doc.xpath('//div[@class="box"]').each do |node|
      title = node.children.css("h2").text
      # fb
      uri_fb    = URI.parse("http://graph.facebook.com/#{node.children.css("a").first[:href]}")
      json_fb   = Net::HTTP.get(uri_fb)
      result_fb = JSON.parse(json_fb)
      like  = result_fb["shares"]
    
      # twitter
      uri_twitter    = URI.parse("http://urls.api.twitter.com/1/urls/count.json?url=#{node.children.css("a").first[:href]}");
      json_twitter   = Net::HTTP.get(uri_twitter)
      result_twitter = JSON.parse(json_twitter)
      tweet = result_twitter["count"]

      # youtube
      youtube_src =  node.children.css("iframe").first[:src]
      if youtube_src.match(/youtube/)
        uri_youtube = URI.parse("http://gdata.youtube.com/feeds/api/videos/#{youtube_src.split("embed/")[1].split("?")[0]}")
        xml_youtube = Net::HTTP.get(uri_youtube)
        doc_youtube = Nokogiri::XML.parse(xml_youtube, nil, charset)
        video_sec = doc_youtube.xpath("//yt:duration").first[:seconds]
      end 

      p "#{title},#{like},#{tweet},#{video_sec}"
      f.write "#{title},#{like},#{tweet},#{video_sec}\n"
    end 
  end 
}

最終的なアウトプットは
title, like, tweet, video_sec
~, ~, ~, ~
~, ~, ~, ~
といったCSVになります。

ソースコードの流れを説明すると、
1. nokogiriというwebスクレイピングgemでタイトルを取得し変数に

doc.xpath('//div[@class="box"]').each do |node|
    title = node.children.css("h2").text
~ 
end

2. 同様に各記事詳細ページのURLを取得
2-1. いいね数, tweet数を取得する詳細ページのURLをパラメータとするAPIを叩く
2-2. API結果のJSONをパースし、いいね数とtweet数を取り出し変数に

doc.xpath('//div[@class="box"]').each do |node|
   # fb
      uri_fb    = URI.parse("http://graph.facebook.com/#{node.children.css("a").first[:href]}")
      json_fb   = Net::HTTP.get(uri_fb)
      result_fb = JSON.parse(json_fb)
      like  = result_fb["shares"]
    
      # twitter
      uri_twitter    = URI.parse("http://urls.api.twitter.com/1/urls/count.json?url=#{node.children.css("a").first[:href]}");
      json_twitter   = Net::HTTP.get(uri_twitter)
      result_twitter = JSON.parse(json_twitter)
      tweet = result_twitter["count"] 
~ 
end

3. 同様に各記事youtubeのURLを取得
3-1. そのURLからyoutube動画のIDを取得
3-2. 動画の情報を取得するIDをパラメータとするAPIを叩く
3-3. API結果のXMLをパースし、動画の秒数を取得

doc.xpath('//div[@class="box"]').each do |node|
~
   # youtube
      youtube_src =  node.children.css("iframe").first[:src]
      if youtube_src.match(/youtube/)
        uri_youtube = URI.parse("http://gdata.youtube.com/feeds/api/videos/#{youtube_src.split("embed/")[1].split("?")[0]}")
        xml_youtube = Net::HTTP.get(uri_youtube)
        doc_youtube = Nokogiri::XML.parse(xml_youtube, nil, charset)
        video_sec = doc_youtube.xpath("//yt:duration").first[:seconds]
      end 

      p "#{title},#{like},#{tweet},#{video_sec}"
      f.write "#{title},#{like},#{tweet},#{video_sec}\n"
~
end 

このような感じで上記のようなCSVが出力されます。

各記事のタイトル、いいね数、tweet数、動画の秒数がとれたので分析フェーズに行こうかと思います。

といったところで今回の記事はここまでです。
次回の分析編をお楽しみに!

(ちなみにどなたかこの結果を利用して分析したいという方がいればデータをお渡しします)

ロシアのベンチャー事情。スコルコボの実態を調査してみる。

ロシアベンチャーが最近アツいと自分の中で話題になってます。

ロシアベンチャーに注目したきっかけはこちら。
http://www.auncon.co.jp/corporate/2012/20121120.pdf
これはgoogleで「国別 検索エンジン シェア率」と検索したら出てきた資料です。

元々のソースは違いますが、ここで注目したのがロシアの検索シェア。
聞きなれないyandexという企業が64%とGoogleを抑えトップになっています。

中国と同様内製の検索エンジンがシェアトップです。

となると気になるのは他の市場はどうか。
SNSを調べてみます。

するとロシアではVKというSNSがトップを占めています。

検索エンジンに続き、SNSも内製のものがシェアを占めています。

Google, Facebookともにロシア進出はうまくいっていないことがわかります。
それでその他のIT事情はどうなっているのか、今回色々調べてみました。



スコルコボとは

調べていくと当たった単語に「スコルコボ」というのがありました。
スコルコボの未来に光がさす | ロシアNOW
この記事から簡単にスコルコボを表すと、「ロシアのシリコンバレー」という感じです。
色々書いていますが、この記事のポイントは「ドミトリー・メドベージェフ首相が発案者となった」という部分ではないかと。
首相が「シリコンバレーを真似してモスクワにシリコンバレーみたいなのを作ろうぜ」っていったわけでできた地域。
日本で同様のことが起き得るんですかね?

「スマホにはもうあまりイノベーションがない」 孫泰蔵氏らが語る、スタートアップの次のキーワードとは? | ログミー[o_O]
ちなみにこの記事ではフィンランドではベンチャーの集まりに首相が来るという話もありました。

スコルコボの公式ホームページはこちら
http://community.sk.ru/
こちらを見て以下に色々まとめたことを書いていきます。

スコルコボまとめ

ロシア版シリコンバレーとはいいつつも色々な産業の最先端テクノロジーが集中しています。
グローバルメニューから考えると

  • Biomed
  • Space
  • Energy
  • Nuclear
  • IT

といった単語が並んでおりました。
Space, Nuclear はあまり日本では馴染みのない産業ですね。
Biomedというのはバイオベンチャーと医療ベンチャーをひとまとめにしている感じ。

自分はITの人間なのでITに絞ってさらにまとめます。

スコルコボのITベンチャーまとめ

これはこちらのページで色々見ることが出来ました。
http://community.sk.ru/foundation/itc/p/mosaic.aspx
早い話ここをみればわかりますが、個人的に気になったところをピックアップします。

Jelastic

http://jelastic.com/
ロシアのAWSです。
jelasticって名前がAWSの各種サービスからインスパイアされてるかはわかりませんが、
パートナーにMySQLやNGINXのデベロッパーがいます。(NGINXも実はロシア製ですね。)
これもYandexやVK同様、国内ではAWSのシェアを越えるのではないかと。(調査不足でわかりませんでした。)

Stream Labs

http://www.ipstreamlabs.ru/
セキュリティ等の防犯カメラ。
ロシアらしく - 50℃でもオッケー的な文言がトップに出てますね。
基本的にIPカメラのシステムでその後の解析なんかはやってる感じはしません。

pSeven

https://www.datadvance.net/
各工業製品の設計・シミュレーションツール。
https://www.datadvance.net/solutions/
こちらを見る限り飛行機から電子部品まで幅広く需要がありそうです。
そこまでの汎用性を持たせることができるソフトウェアがすごい。
通常であればそれ用のソフトをSIerが作るイメージですが、これはこのソフトウェアのみで様々な業種の対応ができるとのこと。

vocord

http://www.vocord.ru/
こちらは動画の解析。
先ほどのStream Labsと相性が良さそうですね。

АСКОН, 3D BIN

Ядро геометрического моделирования C3D
http://3dbin.com/
どちらも3Dモデリング関連のベンチャーのようです。АСКОНはロシア語でASCONのような発音です。
これから3Dプリンタ需要なども増えていくため、この分野も需要が大きくなりそうです。
Implant-Assistant
また似たようなインプラントに特化したものもあります。こちらは3Dモデリング以外にもやっていますが。(リンク先微グロ)

Мед@рхив

Медархив. Карта вашего здоровья.
多分発音はmedarhivです。これは患者個人の情報を管理するWebサービスのようです。
やっとWebサービスがでました。
患者個人の情報は病院から取得し、それでマイページなどで管理できる。
なぜ日本でないのかと思われるようなサービス。
患者のデータ(カルテ等?)をデジタルで管理していて、かつそれを引き出せるAPIさえあれば出来そう。
ロシアではそういうのも整っているという感じですね。

similar4

Similar4 - визуальный поиск и товарные рекомендации
Amazonのレコメンドシステムの特化版みたいなものです。

Лесной Дозор

Система мониторинга леса и раннего обнаружения лесных пожаров
発音はLesnoy Dozor.
森を監視するサービス。主に山火事を監視するため。
上記3つのWebサービスと比べこちらはロシアならではな感じですね。
もちろん森の数だけ需要があるので、シェアトップになるとすごそう。ただ収益の仕組みが想像もつかない。

Rock Flow Dynamics

Rock Flow Dynamics: tNavigator
油田開発やガス開発等、エネルギー資源系の戦略をモデリングするソフトウェア。
詳しくは調べていませんが、既存のやつよりも格段にはやく計算ができるとのこと。
これもエネルギー資源がある国ならではかと。

インプラントなどもそうですが、スコルコボの他の産業に対してアプローチするITベンチャーが多いみたいですね。


…といった感じでまだまだありましたが、個人的にピックアップしてみました。
他にもこれが面白い!みたいなのがあったら教えていただけると幸いです!

2013年、全くバズらなかったけど個人的に好きな記事 ザ・ベストテン!!

もう2013年も終わるということで、全然PV数がなかったけど、自分で書いてて楽しかったり、何度も見返したりするほど好きな記事があるのでランキング形式で発表したいと思います。
※PV数がそれなりにある記事は除外します。

第10位 : JSで挑戦!線形計画法をプログラミングで解くためのアルゴリズム実装 - nigoblog

この記事は当時、なぜかは忘れたけど線形計画法のロジックをwebアプリに組み込みたいみたいな話があって、
それで当時一番自分の中で流行ってたJSで書いたという話。
JSで書いているためグッチャグチャですが、ピボット列等、数値計算のポイントを押さえてプログラミングしたのが久しぶりだったので意気揚々と書いた記事。
C言語とかで書いていれば検索流入もあったろうけど、JSなのでその期待はありませんでした。

第9位 : ここ最近秀逸だと感じたUI・デザイン4選! - nigoblog

これはその日、雪が降っていて、そしたらmacの天気予報ウィジェットに雪が!
それを紹介したいだけの記事でした。他の3つはこじつけ的に書きました。

第8位 : サービスのキャラクターに関して、各Webサービス・アプリのキャラクターから考察してみる - nigoblog

いろんなサイト見てるとキャラクターって重要で、実際どういうもんかと見ていくために書いた記事。
なかなかキャラクターの効果が読めなくてペンディングしているけど、いつかはしっかりキャラクターを作って運用させていきたいところ。

第7位 : そもそも会社って成長するためにいくものなんですか? - nigoblog

この時、有名なブロガーさんが働くことについて書いていたので便乗した記事。
そこそこちゃんと書いていたのだけれど、nigoblogの読者には刺さらなかったようで、全くバズらず。
この記事の考えはしっかり持っておいて、良かったなと思います。

第6位 : お手軽環境構築 !chefでrubyのバージョンを2.0.0-p195にする方法 ~CentOS~ - nigoblog

chefで環境構築するのにハマってた時期に書いた記事。
これはでもホント役に立っていて、今でも参照してchefを書いていたりします。
環境変数の置き場とかgitでのpackage installとかは何度も見返す価値あり!

第5位 : MySQL5.6のchefの書き方の決定版が出来たので公開する。 - nigoblog

第6位に引き続き、chef関連の記事。
これもremote fileの使い方など、何度も見返しています。
rubyよりも汎用性が高いので1こ順位は上で!

第4位 : 起業を目指している、「ベンチャーや大企業で勉強・成長してから起業」と言っている人へ送る球磨川の名言 - nigoblog

好きな漫画、めだかボックスから、色々応用して書いた記事。
多少強引に引用したけど、書いてよかったと思います。
この記事が第7位の記事ともリンクしているので是非併せて読んでいただきたいところ!

第3位 : 全Webサービスプロデューサーに告ぐ! 新機能はこうやってリリースしろ! - nigoblog

これは前作の
これからWeb系のベンチャーで起業しようと思っている人へ考慮しなければいけないリストを作成した ~技術編~ - nigoblog
がバズりまくったので、もう一度バズらせてやろうと書いた記事。
いやぁ全くバズらず。
結構ちゃんと書いているんですけどね、やっぱり新着の状態ではてブ3つつく運が重要ですね。

第2位 : モンティ・ホール問題のシミュレーションをしてみる - nigoblog

これはすごい書いてて楽しかった。モンティ・ホール問題をシミュレーション自体も楽しく、
よい記事だなと、自分でも思います。
モンティ・ホール自体の解説記事はあるんですが、「ホントかよ…」って思わせてしまう記事が多い中、これはしっかりシミュレーションもしているので信憑性は高い!

第1位 : 物理とマーケティング、4つの関係 - nigoblog

第1位は物理とマーケティングの関係について!
元々大学では電子系の専攻をしていて、そのときの物理現象のモデリングはマーケティングにも応用できるのではないかと考えたことから。
そしたらTEDにも同様の動画があり、それを見て解説した記事。
オリジナルの部分もあってなかなかしっかり書けたなと。
もっと紹介した物理法則があって、それらは色々マーケティングやビジネスに応用できると思っています。
いつか紹介できたらなと。


というわけで今年のベストテンでした!
来年はこれらを越えるような良記事書いていきたいですね~
バズった記事は6記事なので来年は12記事を目指します!

というわけで良いお年を!

クラウドソーシング まとめ 2013 から考える「 2014年のクラウドソーシングはこうなる!」

クラウドソーシング今年流行りましたね!

クラウドソーシングを知らない方のために簡単に説明すると、
アウトソーシングはある企業の仕事を別の会社に委託すること。
クラウドソーシングはある企業の仕事を誰かに委託すること。

どのような仕事を行うかによってその種類が分かれます。

種類とプレーヤー

プロジェクト型

あるプロジェクトの一部 or 全部をクラウドソーシングでお願いするタイプ。
主にWeb制作、コーディング、デザインが多く、
全部を誰かにお願いするという意味ではマッチング型(仕事とワーカーのマッチング)とも呼ばれます。
主なプレーヤーは

です。

マイクロタスク型

細かいデータ入力等の仕事をクラウドソーシングでお願いするタイプ。
データ入力以外にも記事作成などがあります。
主なプレーヤーは

また、マイクロタスク型には特化型というのもあり、
記事作成特化型

データ入力系
家計簿

名刺

翻訳

特化型はプラットフォームとして以外に、自社サービスで使うデータやコンテンツなどをクラウドソーシングでお願いしているケースなどがあります。一般的なところと比較するとワーカーが行う仕事の種類は多くありませんが、その分ワーカーのスキルが溜まっていくという特徴があります。

コンペ型

ある企画に対し、誰の提案がよいかを決め、一番良かった提案をした人のみにお金が支払われるというタイプです。
主なプレーヤーは

で、プロジェクト型と基本的なワーカーのタイプが似ています。
またこちらも特化されたものがあり、
ロゴなどのデザインに特化

声優等声に特化

イラストに特化

データ分析に特化

グロースハック

※MUGENUPやKAIZEN platformに関してはやや分類が微妙なところもありますが…
コンペ型の特徴としては
デザインなど定性的に決定するもの、
データ分析やアルゴリズムなど定量的に分析するものがあります。
最初のクラウドソーシングはDVDの推薦システムのアルゴリズムクラウドソーシングでお願いしたという話もあります。


今回のテーマである、次のクラウドソーシング。その鍵はコンペ型にあると考えます。

なぜクラウドソーシングにお願いするのか

と、その前にクラウドソーシングでお願いする理由について考えてみます。

ケース1 安いから

安いというのは報酬自体が安いというわけではなく、例えば仕事をお願いする際、クラウドソーシング以前は人を雇ったり、外注先にお願いするなど。考えてみるとそのどちらも仕事自体にお金がかかるよりも、人を雇うコストだったり、外注先を探したりなどのコストがかかりましたよね。
クラウドソーシングにお願いするということは、人を雇う際にかかる諸々のコストを下げたり、外注先を探すためのコストを大幅に削減します。
なのでクラウドソーシングを利用します。

ケース2 作業量が大量にあるから

これは主にマイクロタスク型にあることなのですが、例えば10万件の手書きデータをデジタルデータに変換するなどの作業。これを1人で行うとすると1件処理に1秒かかる場合、10万秒つまり27時間ほどかかります(休まず働いた場合)。しかし、10万人で行うと1秒で終わります。
なのでクラウドソーシングを利用します。

ケース3 その人が一番できるから or もしくはその人しかできないから

様々なもの・仕事は高クオリティを求められています。その際、今いる人員だけではどうにも限界がある。もしくはあるアルゴリズムを実装したいのだけれど、複雑すぎてどうしようもできない。
その際、クラウドソーシングで募集して出来る人を探そうというケース。
主にコンペ型でこれがあてはまりますが、
コンペ型でも

  • 誰でもできる仕事の中から高クオリティなのを探すケース
  • 誰ができるかわからないからとりあえず賞金を投げてできる人を探すケース

の2種類があります。下のケースは古くは数学の問題を解くなどに応用されており、そのような問題をミレニアム懸賞問題
ミレニアム懸賞問題 - Wikipedia などと呼ばれます。
懸賞金をかけてお願いすることからコンペ型の中でも懸賞金型と呼ぶことにします。

というわけで、次のクラウドソーシングは懸賞金型が主流になる。
そんな気がします。

具体的にどういうことが起こりそうか考えてみます。

懸賞金型クラウドソーシング。その具体例

懸賞金型とその活用について考えてみます。
まずこれの普及によってどういうことになるか、
結論からいうと、
「金もないスキルもない、だけどビジョンがある。そういう人が夢を実現させることが出来る。」
こうなります。
具体例を考えると、「史上最強の電気自動車を作りたい!」というビジョンがあったとします。
この段階では自分とビジョンしかありません。
では次にどうするか、それはこれに共感した人から資金を受け取る、もしくは資金を調達出来る人をクラウドソーシングで探す。
「最強の電気自動車を作りたいのでそのプロジェクトの資金調達をお願いします!報酬は〇〇円!」
というわけでクラウドソーシングで調達ができました。(これは他にもクラウドファンディングなどもありますね)
次に電気自動車を設計できる人を探す。
「最強の電気自動車の全体設計をお願いします。一番良かった人に報酬〇〇円!」
これで設計ができました。そしたらその人にどういうモジュールが必要かを分解してもらって、
そのモジュールごとにクラウドソーシングで依頼をしていく。

というわけで、理論上はすべてクラウドソーシングでできる。
なので必要なのはビジョンと圧倒的なリーダーシップのみです。
これこそが先に述べた結論につながるわけです。
(書いてて思ったけど、普通のコンペ型じゃんとオモタwまぁ新しいことをやる場合や高クオリティすぎる場合は懸賞金型になっていくか。)

というわけで2014年、ビジョンだけを持った若者を支援するクラウドソーシングプラットフォームが出てくるのではないのかと考える次第です。
この10数年以内にはクラウドソーシングだけで作ったロケットが打ち上げられるなんて時代になるかもしれないですね。

ちなみにこちらの動画の30分 ~ 50分の間に話されてたことから考えを膨らませました。

大前研一 × 堀江貴文 「日本のテクノロジー」対談(完全版) - YouTube

クラウドソーシング関連の書籍

クラウドソーシングの衝撃 (NextPublishing)

クラウドソーシングの衝撃 (NextPublishing)

これに最初の事例が書かれてた気がします。

コンペ型に焦点をおいて考えましたが、マイクロタスク型についても色々思うことがあるので今度書きます。