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技術系会社のCEOブログ~私的編~

webサービスの収益化について

今回はwebサービスをどう収益化するか。そのことについて考えてみたいと思います。

以下の流れで書いていきます。

  1. 収益化の方法一覧
  2. 収益化を行うためには
  3. まとめ

このような流れで書いていきます。

1.収益化の方法一覧

漏れもあるかもしれませんが以下に書いていきます。

- 広告収入

- キャンペーンサイト(広告)

- 課金ユーザー、課金アイテム

- マーケティングデータ(サイトで集めた情報)

以上が考えられます。

具体例を見ていくと、

- 広告収入

 これはサイト内でところどころ貼られているバナーです。これを掲載する、もしくはクリックさせることで収益が発生します。もしくはコンテンツ自体に広告の要素があるか(グルーポンなど)。

- キャンペーンサイト

 広告の一部ですが、大きく違うのはある会社に絞った広告だということ。ある商品やイベントを宣伝したい時に特設サイトや特設コンテンツなどを作成して、直接広告主に制作料をもらうケース( http://www.kayac.com/client/ ここにいっぱい例がありました)。

- 課金ユーザー、課金アイテム

 サービスを利用している中で基本的なものは無料で使えるが、よりプレミアムな要素を受けるために課金します。フリーミアムという言葉が一時期流行ったかと思います。例としてはニコニコ動画など。

- マーケティングデータ

 サイトは様々なユーザーが使うことでいろんなデータ、情報が蓄積されます。それを関連する会社に販売するということで収益となります。オークファンなんかはその例です。

 

以上の例以外にもEC-サイトなどは単純な売上、人材系なら掲載料(広告料?)、決済代行系ならマージンなど。いろいろな収益化があります。

 

2.収益化を行うためには

- ターゲットを考える。

とにかくユーザー数がどれだけ確保出来るかが全てに共通することです。

広告であれば単純に見た人が多いほど広告効果がある。課金であれば課金率が高まる。マーケティングはより多くのデータが集まる。

とにかくまずはユーザー数をどれだけ確保するかが重要であることがわかります。

そのためにはどのような層をターゲットにするかが鍵となってきます。

とにかくいろんな属性にわかれますが、このターゲットをどこに置くかで全てが変わってきます。

- 競合を考える。

ターゲットをしっかりしていてユーザー数が確保できそう!

と思ってもすでに同じようなサイトがあればわざわざそれを使う必要はありません。

なので競合をしっかり把握した上で、どう差別かするか。もしくは諦めるか。

- キャッチーさを考える

いろいろなターゲットもたくさんいる、競合もない。となると次はいよいよユーザーが使う段階です(開発関連はカット)

まユーザーはいろいろなところからサイトに訪れます(facebook, twitterなど)

その時に、パッと見でどう使うかがわかればそのサイトは使われます。しかし、パッと見でわからなかったり、使うまでのハードル(ログイン)などが高ければ使われません。

ただし、そのめんどくささを越えてまで価値があるなら別ですが(Githubなど)。

- リピートさせる

どれほど面白くても一回使って「はい、終わり」ならば、ユーザー数が増えたところで意味がありません。基本的に何回も使わせるような機能が必要です。

以上が収益化を上げる(ユーザー数を増やす)ポイントではないでしょうか。

 

3.まとめ

ある意味2でまとまってるのですが、最後に一つ思うのは、どれほどリサーチ、分析しても、結局リリースするまでは流行るかどうかわからないということです。

業界の特徴かもしれませんが、次々と新技術が現れ、できることが増えるなかで、はじめから完璧に予測することは不可能です。

さらに開発当初は流行ると思っていても、開発中に競合が現れたり、ブームが去っていったりもあります。

というわけで最終的なまとめとしては、

「とにかく思いついたらすぐに作る」

これが一番かと思います。

もちろん大規模サービスならば企画を練る必要がありますが、1ヶ月、2ヶ月で開発するものは企画に時間をかけていては勿体無いというのが考えです。

 

収益化から企画関連になってしまいましたが、言いたいことは言えたかと笑

 

ではでは