vimをタブエディタ風にする使い方
今回は久しぶりにvimについて。
vimをcodaなどタブエディタのように使う方法について書いていきます。
プログラミングをしていると、よく他のファイルを見ながら作業をしたくなります。
vimでは2分割にするコマンドやバッファを使うなどして他ファイルを参照したりします。
しかし、codaやsublimeTextに慣れてしまうとどうしてもタブで管理したくなります。
そんなわけでファイルをタブで切り替える方法について書いていきます。
タブコマンド一覧
最近のvimはすでにタブコマンドが用意されています。
表にタブ関連のコマンドをまとめます。
新規タブを開く | :tabnew ファイル名 |
次のタブへ移動 | :tabnext |
前のタブへ移動 | :tabprevious |
タブを閉じる | :tabclose |
このようにすることで、
タブ関連の操作をすることが出来ます。
タブコマンドに別のキーバインドを割り当てる
上記に示したタブコマンド。
これでは毎回 :tabnew ~ など
結構めんどくさいですよね。
というわけで別のキーバインドを割り当てます。
キーバインドの当て方はvimrcを次のように変更します。(自分好み)
imap <C-b> <ESC>:tabnext<CR> map <C-b> :tabnext<CR> imap <C-p> <ESC>:tabprevious<CR> map <C-p> :tabprevious<CR> imap :e <ESC>:tabnew map :e :tabnew
簡単に説明すると、
キーバインドを割り当て命令 | 新しいキーバインド | 元のキーバインド |
imap | < C-b > |
となります。
また
インサートモード | ノーマルモード |
imap | map |
となります。
以上簡単でしたがタブエディタ風なカスタマイズでした。
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