WEBアプリが今後「来る」根拠がまた一つ増えました ~mobile向けOSの観点から考える~
今回で3回連続WEBアプリ関連の記事です。
そのことだけでもWEBアプリ押しということが伝わるかもしれませんが、今回はさらにOSの観点から見ていきます。
ところでまず皆さんは次の記事をご覧になりましたか?
Tech crunchの記事ですが、
ざっくり説明すると、
「ubuntuのmobile用OSが誕生します」
ということ。
今回はこの記事に沿ってWEBアプリの重要性を書いていきます。
このような流れで書いていきます。
そもそもubuntuとは?
まず自分の言葉で説明すると、
「LinuxベースのフリーなOS」
つまり、Linuxを下敷きに作られた無料で使えるOSってこと。
しかもopen sourceなので誰でもバグ報告できたり改善できたりできます。
公式サイトはこちら
Home | Ubuntu
Ubuntu for phones | Ubuntu
公式サイトでも大々的に紹介されています。
知らない人はvirtual boxでも使ってubuntuを試してみてはいかがでしょうか??
ちなみにLinux系で比較的「軽いOS」だと感じております(Fedora比較)。
以上ubuntuの説明でした。
現段階のmobile OSとそれぞれの特徴
現状 + 今回発表されたubuntu OS
これを簡単に表にまとめます。
OS | iOS | Android | Windows Phone 8 | ubuntu Phone OS |
端末 | iPhone | 色々 | 色々 | 色々 |
ネイティブアプリ言語 | Objective-C | Java | C++ | C++、HTML5+JS |
他にもblackberryとかkindleとか含めれば色々ありますが、
とりあえずこの4つ。
注目すべきはubuntu OSのネイティブアプリの言語
次に記事からubuntu OSの魅力を参照していきます。
ubuntu phone OSの魅力
記事中の次の一文
Throw in support for robust voice commands and the ability to play nice with HTML5 apps as well as native ones and you’ve got yourself one intriguing little product.
というわけでHTML5で作られたアプリがnativeと変わらない働きをするということ。
また公式中のソースで
Adapt your web apps or go native
という見出しで
HTML5 apps written for other platforms can be adapted to Ubuntu with ease, and we’re targeting standard cross-platform web app development frameworks like PhoneGap to make Ubuntu ‘just work’ for apps that use them.
他のプラットフォームに対応する形でつくられたHTML5(WEB)アプリでも動きますよ的な。(英語力低い…)
そのためのフレームワークもあります。
それがこちらです
Go mobile | Ubuntu App Developer
QML toolkitと呼ばれるツールみたいです。
当然ながら日本語の記事はありません。
なのでこれを早速使って色々やれば先駆者になれるかも…!?
その前に英語力を鍛えねばなりませんが…
また記事中に次のようなものもありました
it started showing off its Ubuntu for Android project in early 2012, but it wasn’t about to stop there.
Ubuntu for Androidというプロジェクトを止めて、独自のphone OSを出すことにしたようです。
他にも記事中で気になるところは色々ありましたが、変な訳で英語力の低さを露呈したくないのでこの辺で。
まとめ
ubuntu OSのようにWEBアプリを受け入れるOSが出てきて、
さらにクロスプラットフォーム対応のSDKも出てくることからますますWEBアプリが「来る」のではないかと考えています。
そこから考えられることとして、これからエンジニアが覚えるべき言語は
- HTML5 + JavaScript
- PHP or Ruby or Pythonなどのサーバーサイド
なのではないでしょうか?
もちろん現状ではObjective-CとJavaが優勢ですが、
上記2つをマスターすることでおそらくどんなアプリケーションでも作れるようになると考えています。