ブログでメシを食うために。~ ブログマネタイズ戦略分析 ~
タイトルにはブログでメシを食うためにと書きましたが、
ブログだけでどれだけ稼げるかについて今回は書いて行きたいと思います。
何を隠そう、こちら
ブログでメシが食えるか? Publickeyの2012年 - Publickey
の記事に影響されてこんなことを思いました。
というわけで充分に稼ぐための戦略を考えてみたいと思います!!
ビジネスモデル
広告について考えます。
広告にも色々あり、
- google adsense
- アフィリエイト
- 純広告
- 記事広告
- etc...
などが考えられます。ちなみに稼ぐハードルが高い順に並べてみました。
1. Google adsenseについて
Google adsenseはいわゆるアドネットワークと呼ばれるものです。
こちらはすでに導入しており、記事の下やサイドバー、ヘッダーにあるものがこの広告です。
形態は様々で、画像やテキスト、gifアニメなどが広告媒体となります。
導入もかなり簡単で、ブログを始めた時と同時に始めれるくらいハードルは低いです。
ユーザーが広告をクリックすることによって収入が入ります。
この時、
一回につき得られる金額を CPC(Click Per Cost)
ページビュー数に対するクリック率を CTR(Click Through Rate)
と呼びます。
これらの指標を用い、分析することで収入を上げていきます。
CPCは100円以下のものが多いです。
はてなブログでやる場合、既存の広告もあるので、出来ればPROにしてからするのが良いでしょう。
参考記事はこちら
はてなブログにgoogleアドワーズの広告を載せる方法 - nigoblog
2. アフィリエイトについて
こちらも導入は簡単です。しかし導入から収入を得るまでがアドネットワークと比較し難しいです。
収入はユーザーが広告をクリックし、その後何かしらのアクション(買い物など)をすること(コンバージョンすること)でサイト運営者に収益が入る仕組みです。
クリックすればよいだけのアドネットワークと比較し、大きくハードルが上がるのがこのアフィリエイトです。
単価は100円以下のものが多いアドネットワークと比較し、
買い物の値段によって変動します。
amazonのアフィリエイトなどが比較的導入しやすいでしょう。
コンバージョンさせるために記事や見せ方に工夫する必要があります。
3. 純広告について
こちらになると導入が難しい代わりに一気に単価が上がります。
仕組みとしては、サイト運営者がスペースを確保し、
そのサイズなどによって広告枠を販売するという仕組みです。
そのためある程度のPV数を確保する必要があるでしょう。
単価などを自分で設定出来る代わりに、
販売への営業など色々面倒な事もあります。
結論をここで出すのもアレですが、おそらく「食っていく」ためにはこの純広告が必要でしょう。
4. 記事広告について
ブログのメインコンテンツである記事自体が広告となっている広告スタイル。
単純にPV数だけではなく、文章の上手さ、キャッチコピー等様々な条件があります。
AppBankなどがかなり有名な記事広告メディアです。
こちらも純広告同様営業などをしなければいけません。
かつ記事の内容が広告に左右されるため、好きな記事を書けないということもあります。
以上4つの広告種類ですが下の表にまとめをのせます。
広告の種類 | 導入 | 単価 | メリット | デメリット |
アドネットワーク | 簡単 | 少ない | 導入が楽 | 収益が少ない |
アフィリエイト | 簡単 | 少ないが、ものによる | 導入が楽 | コンバージョンさせることが難しい |
純広告 | 簡単 | 多い | 単価が高い | 営業をしなければならない |
記事広告 | 簡単 | 多い | 単価が高い | 書く内容が制限される |
以上の表より、「食っていく」ためには純広告以上の導入ハードルが高いものをクリアしなければいけません。
導入はハードルが低い順にやっていくと良いでしょう。
PV数の確保
というわけで純広告をやるにはPV数を確保しなければいけません。
こちらに関していえば特化した記事がありますのでこちらを参考に!
連載
【連載】第二回Google Analyticsで行うwebマーケティング~コンテンツ別に見た解析~ - nigoblog
【連載】第一回Google Analyticsで行うwebマーケティング ~ページビュー数を上げる方法~ - nigoblog
関連記事
Google Analyticsの使い方 ~数字を追ってwebマーケティング~ - nigoblog
webマーケティングについて考える - nigoblog
webマーケティングについて考える2~数字から見るブログ分析~ - nigoblog
webマーケター必須のアプリ!!~Quicklyticsの使い方~ - nigoblog
Google Analytics導入から一週間、ブログの分析をする~Google analytics活用編~ - nigoblog
ユーザーと広告の最適化
以上広告とPV数の確保方法について紹介しましたが、
ユーザーの属性については言及していません。
まずは自分のブログを見に来るユーザーについて考えてみます。
どのユーザーへアプローチするのか
こちらはやはり自分の記事を参考にする人。
自分の記事は主に、技術の入門的な記事が多いです。(※具体的な数字は別でまとめます。)
なので
「IT系企業の新人エンジニア」
もしくは
「新しく技術を学びたい社会人」
さらに
「IT系企業にエンジニアとして入りたい大学生」
主にこれら3つがターゲットとなるでしょう。
それぞれの属性が今の日本にどれだけいるかがわからないのでなんともいえませんが、
おそらくこれら全員に毎月自分の記事を読ませることに成功しても、月間10万PV行くかどうかだと思います。
今後、記事の内容次第でどれだけターゲット層を増やせるかがPV数増加につながるポイントになってくると思います。
まとめ
まずブログで「食っていく」ためには少なくとも純広告を出さなければいけない。
そのためには月間のPV数をある程度確保しなければいけない(具体的には月間10万PV以上)。
PV数を確保するためには次の2点
- 「ターゲット層」に確実に読ませるブログにする
- 「ターゲット層」そ増やす。
というわけで今後の戦略としては上記2点をポイントに、
まずは月間1万PVを目指したいと思います!